嫌なことを嫌々でもやるための「工夫」!

難関大・就職に強い学生の特徴として「嫌なことを嫌々でもやること」が挙げられるそうですが…

それって本当でしょうか?

嫌なことをやらなきゃいけないとき

「嫌々でもやらなきゃ、そう思ったらやる気が湧かなくて…」

この間、知り合いの浪人生が自信を無くしていました(笑)

「私、嫌だとおもったら、全然手が進まなくて…。嫌なことを我慢して黙々とやれる人にはなれないから大学は合格できないのかな…」

んんんん????

話を聞いてみたら、東進の説明会で嫌なことを嫌々やる学生は難関大や就職に強いと聞いて凹んだと。

 

…あの、その説明、誤解を生んでると思います………。

言葉そのままで受け取ってはいけません。

 

彼らは「嫌だー!やりたくないー!」のままやってなんかないですよ。

 

「嫌でもやりなさい!」

「やだー!でもやらなきゃ我慢我慢……涙」

ってイメージじゃないんです。

 

さて、まずは「嫌なことをやるための工夫」のまとめを出しちゃいますね。

×我慢

×とにかく努力

○工夫

  1. 「自分にも理解できる」という経験を積み重ねる
  2. 「できないから苦手」「わからないから苦手」という苦手な理由を取り除く
  3. 苦手なモノのことを徹底的に調べて、どうしたら自分の希望が叶うかを考える
  4. 全く興味ないモノに少しは興味を持つことができるよう、自ら「良い所を探そう」「関心をひかれるポイントを探そう」としてみる
  5. 興味のなかったことでも調べて自ら関心を持ったという、その向上心や成長の可能性を他人に示す

これだけではいまいちピンとこないと思うので、具体例を見ていきましょう!↓

難関大・就職に強い学生の特徴

実は、本人が「嫌なことを嫌々やっている」のは本当ですが、外側からはそうは見えません。

子供のようにイヤダー!と言いながら嫌々やっているわけではないのです。

本当は嫌なんだけど、努力と工夫をしているのです。

重要なポイントがいくつかあります。

  1. 苦手な理由を見つけて、理由を取り除く
  2. 苦手なことでも、情報を集めて自分の希望を通りやすくする手段を見つける
  3. 嫌なことでも、その一部に興味を持てるところを見つける

それでは、場面別に具体的な例を見ていきましょう。

苦手な教科の勉強をしなければいけない時

例えば、ばりばり文系なのに、将来のためを思って薬学部受験に切り替えた高校生がいました。

国語が得意なのに国語を切り捨てて、とても苦手な数学と化学を受験って…すごい勇気だと思います…。

彼女は、自分が数学が苦手だとわかっているので、

習うときに、納得の行くまで質問を繰り返して、「自分にも理解できる」という経験を積み重ねました。

理解できるようになったら、何度も解いて、すらすらと答案を再現できるまで繰り返しました。

こうすることで彼女は、「できないから苦手」「わからないから苦手」という苦手な理由を取り除いたのです。

もちろん彼女は無事に第一志望の難関薬学部に入ることができました。

入ってから嫌いな物理を学ばなければならず相当愚痴を言っていましたが、留年もしなかったのでちゃんと乗り越えたのでしょう。

「できないから」「わからないから」という理由を取り除くと、苦手ではなくなることもあるのです。

苦手な人との人付き合いをする時

例えば、先輩が思いの外早く引退してしまい、部活のリーダーになってしまった中学生がいました。

その子は、人の上に立つことが苦手で、自分と違うタイプの活発で明るい女子と話すのが苦手でした。

しかし、廃部寸前だったので、興味がありそうな人には知り合いではなくてもとにかく声をかけて誘いました。

本当は嫌だったのですが、大好きな先輩が大切にしていた部活だからなんとしても存続させたかったのです。

そのときは、とにかく相手のことがわからなかったので、調べたそうです。

どんな部活に入っていて、誰と友達で、どんな性格なのか――……

そうやって苦手な相手のことを、客観的な情報で「知った」上で、

「この部活でこういうことをしてみないか、掛け持ちOKで、今の部活を優先して構わない。今いる部活ではできないこともここならできるので、暇な時にちょっとだけやってみないか?」という誘い方をしました。

事前に大勢のターゲットの背景事情を調査したことで、

この誘い方なら、相手に事情があっても、とにかく入部するという最初の一歩を踏み出してくれると確信を持てたのです。

なんとこの誘い方で、三ヶ月で50人(※中2・中3合計)の部員を集めたのです。

その年の公演は大成功。翌年は中学生から高校生まで4学年が所属する100人以上の大所帯になったそうです。

あれから10年以上経っても、まだ部活は続いているそうです。廃部にならなくてよかったですね。

彼女の秘訣は、「苦手な相手のことを徹底的に調べて、どうしたら自分の希望が叶うかを考えた」ところにありました。

もちろん彼女は有名大学で、就職が厳しい時期だったのに内定率は30%くらいあったそうですよ。

 

興味のない会社に面接に行った時

あからさまに興味ないです関心薄いですという態度は取りません。

興味はないが、「知ろう」とはします。

自ら「良い所を探そう」「関心をひかれるポイントを探そう」とします。

そうすることで、全く興味なかった会社に少しは興味を持つことができるようになるのです。

面接官も、明らかに「御社に興味はありませんが内定ください」という顔の人は採りませんよね。

この業界に最初は興味がなかったけど、知っていくうちにこういうことをやってみたいと思った!

ということを素直に面接で話せる人を採りたいと思うのです。

就職に強い人というのは、興味のなかったことでも調べて自ら関心を持って、その向上心や成長の可能性を面接官に示すことが出来る人なのです。

嫌なことを嫌々やる…「工夫」のまとめ5

いかがでしょうか?

嫌なことを嫌々やるのには、我慢ではなく工夫が必要です。

まとめますと、

×我慢

×とにかく努力

○工夫

  1. 「自分にも理解できる」という経験を積み重ねる
  2. 「できないから苦手」「わからないから苦手」という苦手な理由を取り除く
  3. 苦手なモノのことを徹底的に調べて、どうしたら自分の希望が叶うかを考える
  4. 全く興味ないモノに少しは興味を持つことができるよう、自ら「良い所を探そう」「関心をひかれるポイントを探そう」としてみる
  5. 興味のなかったことでも調べて自ら関心を持ったという、その向上心や成長の可能性を他人に示す

こうです!!!

さいごに

人間、ある程度は嫌なことは飲み込んで我慢してやることはできます。

しかし、背水の陣を敷いて、我慢してやることが当たり前になっていくと、表現は悪いですけど、体の中が真っ黒い気持ちで満ちていくのです(苦笑)

私も我慢してやるのが当たり前だと思って色々合わないことをやっていた時期があるのでわかります。

でも、嫌だ嫌だと思いながらやるより、少しでも嫌だを減らしてやれるほうが、自分のためになると思います。

嫌だ嫌だでやっていた時期のことは、後から、黒歴史やトラウマになってしまうこともあります。

 

教育で大切なことは、嫌だという子どもに嫌々やらせることでも、すぐやめさせることでもなく、

嫌と感じない工夫をすることなのではないでしょうか?