赤シートを被せても緑ペンが消えないなど、緑ペンには色々問題があります。緑ペン以外にはオレンジや赤ペンで書いて消す方法もありますが、そちらにも問題はあります。両方の問題点をみていきましょう。
緑ペンの問題点
- 緑ペンを塗ったのに答えが透けて見えてしまう
- 裏写りすることがある
赤シートと一緒に売られている緑ペンを使うと、もともと書いてある文字が黒塗り状態になって消せるのはご存知だと思いますが、赤シートを被せてもちょっと薄く読めてしまったり、裏写りしてしまったりします。
緑ペンで答えが透けて見えてしまうことへの対処法
ズバリ、一番効果が高いのは、薄い赤シートではなく「下敷きタイプ」を使う!です。
薄い赤シートは、シート自体が薄いので下がよく見えてしまいます。
下敷きタイプはシートが厚いので下がちょっと見えにくくなってるんですね。それでも透けてしまう場合は…
一度塗っただけでは透ける場合には、重ね塗りをしましょう。大体重ね塗りをすれば透けなくなります。
緑ペンが裏写りしてしまう問題
例えば山川の世界史の教科書などが裏写りする良い例です。
教科書に直接緑ペンを塗るとだいたい裏写りしてしまいますね。染みこむタイプですから、そもそも裏にも文字がかいてあるプリントやページには緑ペンは塗らないのがベスト、と私は考えます。
私はあまりやりたくないのですが、緑ペンではなく緑テープというものがあります。
緑テープはペンと違って裏写りしないのが特徴ですが、「上手に貼れなかったときイライラする」とか「シワが寄るのがイヤ」とか色々声はあります。私も途中で切れたりするのがイヤで結局ペンを使っています。
お金さえケチらなければ教科書の見た目のままで緑ペンを引ける!
超簡単です。裏写りしてしまう原本をコピーしましょう。
コピーしてしまえば、普通のコピー用紙に片面印刷になりますから、左上をホチキスでとめるなりクリップでとめるなりして、コピーしたほうにどんどん緑ペンを引きましょう。
ちなみにコピーが20枚をこえるとホチキスじゃダメになってきます。そういうときは無理に強いホチキスをかうのではなく、黒くて小さいダブルクリップを使うようにしてます。大学院の配布資料では一つが膨大なページある大量の外国語の文献が配布されるのでよく使われています。最初はもったいないなと思っていましたが、紙が分厚かったのでもうそんなことは思わなくなりました…
ダブルクリップのなかでも、使わない時はそのぴょーんと出ているところを横に倒すことが出来るタイプのものがあります。ちょっと高いかもしれませんが、鞄の中につっこんでいるときや、クリアファイルにいれるときにジャマにならないので便利です。
これです。サイドレバークリップというやつです。
まとめ
- 裏写りする教科書やプリントはコピーして片面印刷状態にしてしまおう!
- 赤シートは下敷きタイプを使おう!
- 透ける場合は緑ペンを重ね塗りしよう!