「できない」「無理」を口癖にして小テストの勉強をしない人

授業の前に小テストをするから勉強してきてね!と伝えても伝えてもやらない人がいます。本当に沢山いますね。

一体なぜ彼らはやらないのでしょうか?
やっても足りないのでしょうか?そもそも何が原因なのでしょうか?

今回はその心理に加えて、勉強法の見直しも考えていきたいと思います。

小テストが真っ白なときの言い訳から判断しよう。

前に「できない」「無理」が口癖という記事を書きました。

「できません」ということで、やってこなかったことを誤魔化す!

そうです、その記事に書いたように、「できない」と言ってしまえば、自分には能力がないからできないんですって言い訳ができます。

やってこなかったんじゃなくて、自分はできないからそもそもやってきてもできなかったんだろうし!みたいなナゾの言い訳です。

この子の場合は、宿題をやってこなかったことと、自分の能力がないことであれば、前者で怒られることを気にしていることがわかります。

プライドの高い子や能力を認めている子は逆。「やってこなかったからできなかった」

やってさえいればできたはずという言い訳をする子は、逆に自分の脳力はあるけどやらなかったからできなかったんだといいます。

口癖は「やればできるんだけどね~」「時間があればね~」「部活がなければね~」です。

こういう子の場合、「やってこなかったからできなかったんじゃないだろ、本当はできないのにやってこなかったせいにしている」などと突っ込むとキレることもあります。

具体的に、小テストの勉強をどれくらいさせるか?

宿題は、やってさえくればOKなのですが、小テストとなると覚えてきてテストでできるようにしなければいけません。

小テストが「できない」と言い訳する子ほど、テスト対策をナメています。例を見ていきましょう。

例)直前30分だけ見て挑めばいいと思っている子

公立の生徒さん。おそらく学校の小テストは前日の夜と直前30分だけで対処している。

そんなだけで対処できるぬるいテストなのもいかがなものかと思うが、小テストはそういうものだと思っているフシがあり、塾の小テストはいつもボロボロ。

本人の言い訳は「直前にはちゃんと見てるんですよ?!」
→いやいや、直前30分に見つめているだけでできるようなレベルの問題を課題に出してないから!

ここでの問題点は…

本人の認識と小テストの設定レベルにズレがあるというところです。

  • こちらの出しているレベル=本人より少し上の問題。暗記用のまとめノートを作成した上で挑むことを前提として、全て記述問題として出題。
  • 本人の認識=小テストは直前に覚えて挑むもの(直前に覚えられない分はあきらめる??)

そもそも直前に覚えて挑もうという時点で間違ってるのでもっと入念に準備してこいと話はしているのですが、いまいち効果が出ていません。

彼女の場合、「学校の宿題は評価に関わるので出すもの」「塾の小テストは評価にかかわらないので、直前にできる範囲でなんとかするもの」、という考えに加えて、

「なるべくコツコツ勉強したくない」という意識があるようです。

ですから、例えば金曜日に小テストがあるとわかっていても、火曜日くらいからコツコツやろうという意識がありません。

火曜日に一応範囲は確認したけど、木曜の夜になるまでなにもやらないのです。
そして、金曜日にいざテストをするともちろんできません。

「一応前日の夜からやったんだけどなあ」と言うわけです。
前日の夜からでは足りないようなレベルなのですから、塾の前後以外の時間でも勉強をしなければ届かないのですけれども、まだそこの覚悟が足りないようです。

彼女に必要なことは、毎日コツコツやると漠然と決めるのではなく、例えば小テストまでの間に三回以上できるようにしてから挑む、など、
具体的な成功回数のルールを作ることではないでしょうか?

例)小テストの勉強法がわからず、配布プリントの答え部分だけ覚えている子

こちらの場合は先ほどと違って、時間はかけているけれども小テストでボロボロのタイプです。

これは、与えられた範囲のプリントと見つめ合っているだけが多いです。
ですから、これってどういう意味?など、説明をさせようとすると全然ダメです。

例えば、こういう文章があるとします。赤の部分を答えるプリントだと思ってください。

青椒肉絲(チンジャオロース)にはピーマンが使われる。他にピーマンが使われる料理には、ナポリタンや肉詰めなどがある」

この青椒肉絲のところが穴埋めになっているプリントで、青椒肉絲がテストにでるとばかり思っていると、いざテストでは、他にピーマンが使われる料理の所がでたり、ピーマンが出たりします。

この場合、青椒肉絲が穴埋めになっていたからといって、テストでも同じ場所が穴埋めになるとは限らないので、違う覚え方を試すのが良いです。例えば…

ピーマンを使う料理=青椒肉絲、ナポリタン、肉詰めなど

という風に考えて整理してみるとテストに出た時も強いです。

例えば、1635年に制定された江戸時代の制度について出題されると、できない小学生がとても多いです。
なぜかというと、「鎖国令」と間違えるからです。

よくわからんですが、彼らの頭のなかでは、

1630年台に制定された制度といえば鎖国令!と思い込んで終わっているようです。
これって、ピーマンといえば青椒肉絲!で終わっているのと似てますよね。

そこで提案です。例えば…「徳川家光の時代に行われたこと」として「参勤交代と鎖国令、武家諸法度など」とおぼえておけば、参勤交代が候補にあがってきます。

同じく、「北条時宗の時代に行われたこと」など、時系列順以外に、やった人を基準に覚えるのはよい整理方法です。

一問一答と違って、他の関連部分が問題になった時に強いのです。

おわりに

今回書ききれませんでしたが、「テストのために覚えるけどすぐ忘れることが悩み」という子もいます。