英語の長文演習では辞書を使うな!

最初に言っておく。「教科書等の予習をする場合」と「長文演習の場合」を分けて考えて欲しい。新聞記事を読むときは?などどちらに入るのかわからない時はこう考えよう。

「全文の意味を理解し和訳する必要があるのか、テストで解けるよう練習をしているだけなのか」。今回は「テストで解けるよう練習をしている場合」について。

====

英語長文テストには分からない単語があるのは当然で、模試でもTOEICでも英検でも、全単語がわからなくても及第点は可能である。
逆に、長文演習のときに辞書を使っていると、わからん単語だらけで片っ端から辞書を引いてしまい、辞書を引くだけで疲れる。そして、「自分はなんて単語が出来ないんだろう」「マジで自分は単語ダメ」と思ってしまう。
では代わりに何を使えば良いだろうか?

使っている単語帳(単語本)の索引を引け!

例えば。私が生徒にやらせている方法だが。
ターゲット1900なり、ユメタンなり、東進の単語本なり、シス単なり、「自分が目指すレベルで索引のある単語帳」を用意し、長文読解で単語がわからなくて調べたいときは単語帳の索引から引くようにする。
載っていれば「覚えなければならない単語」、コラム欄や端っこに小さく書いてある場合は「まあ覚えるといい単語だけど緊急性は低い」、載っていない場合は「まだ覚えなくていい」に分類し、覚えなければならない単語だけ蛍光ペンで引いてみる。
すると、案外自分が覚えなければならない単語は少なかったりするのだ。全単語を覚えなければ受からない試験など存在しないのだからこうしたほうがよい。

★個別相談が可能です★

ベテラン塾講師が学習や子育ての相談に乗ります。
気軽な子育て相談から、本気の受験相談、進路指導まで幅広く可能です。


ABOUT US

Sym
ベテラン塾講師です。
中学受験・大学受験・大学院受験は自分が一般入試で経験。

なぜ先生をしているかというと、その人個人に合った方法を探して「できた!」と喜ぶ姿を見るのが好きだからです。

○○しなければ成功しない?そんなことはありません。
自分に合った自分だけの勉強方法を見つけましょう!